阿倍仲麻呂「天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも」。
唐に帰りたかったのに帰れなくなってしまった歌、です=異国で見る月によって催された望郷の念。
小学館の日本の歴史にも描かれていました。日本史は山川出版の細かい本もなかなか愛してた派なので、こういうのはなんかいろいろ思いを馳せます。
ちなみに、どら焼きが三笠言うのはこの若草山の丸い感じとどら焼きが似てるからとかで、このへんでは三笠って名前入ってどら焼き売ってます。
写真のものは寛永堂さんのどら焼きミカサ。
もちろん鹿もいっぱいいます。
和歌や短歌をなんとなくでも習って覚えていてよかったなと思うのは、ミカサどら焼き食べながら何となく阿倍仲麻呂浮かんだり、若草山思い出したり、奈良を楽しんだりできることです。
それほど強い芸術的思考があるわけでもないのですが、歴史や文化などに触れる情操教育的なものは学んできたので、想いを馳せることができるわけです。