チンチン電車で住吉っさんのえべっさん

ちょっと前ですが、えべっさんは今年、住吉大社さんまで行ってきました。
住吉大社さんは遣唐使が出てったところ、ということでして、遣唐使進発の地の碑が立っていますしここ大阪は基本海の近くだったのでこういった水の神様や海の神様に関するような地名や名前が神様が多いんです。
難波なんかも、波、ついてますし、南森町周辺も実は南の森があったわけで海岸沿いだったとか、なにわいう言葉も浪速、浪花、など浪の字がついてたりで、さんずい辺が多いのがその特徴ということで、遣唐使進発の地のすみよっさん。

えびすさんもえべっさん、住吉さんもすみよっさん、山本さんもやまもっさん、なまる傾向がある大阪で初のえべっさんだったのですが護摩木をそのまんま燃やしてましてなかなかの迫力でした。たいこばしなんかは有名ですが、はったつさんなんかも含めてすみよっさんはご商売上手な部分を感じますのでそのへんも含めて、護摩木に健康祈願など書いたらすぐに護摩業してもらいまして実によかったです。途中に獅子舞なんかもありまして、子供もしっかり獅子舞にかんでもらいまして、さすが住吉さんならではのえべっさんお祭りです。商売繁盛、健康祈願、元気があれば何でもできる。元気がないと何にもできない。

ちなみに、獅子舞にかんでもらうのは、その人についた邪気を食べてくれて、子供の場合は厄除けの効果もあり、学力向上や無病息災などご利益があると言われているとかで、子供がお相撲さんにだっこしてもらったら元気に育つというのと同じ縁起もののやつでして、さすがすみよっさんの参拝客なんかではおじさんおばさんもしっかり咬んでもらってました。お正月やえべっさんはやっぱりいいものです、一年夢を追いかけてがんばろうという清清しい気持ち、そして住吉っさんはなかなか楽しいえべっさんでした。