長い旅は今回で終わり、「何かがまだ届かない、足りない」と繰り返していた岡田さんの言葉、日本代表の旅はまだまだ続きます。
後ろを照らすのはドーハの悲劇、ジョホールバルの歓喜、マイアミの奇跡、そして日韓ワールドカップに今回の惜しかったクロアチアとのPK戦。
今回の大会で町野選手は出番がなかったのですが、ヤットこと遠藤保仁も2006年のドイツW杯ではフィールドプレーヤーのなかで唯一人出場ゼロに終わったのは誰もが知る話です。
臥薪嘗胆とも言いますし、控えだからやり切れてないから次回で爆発するというのは、今回の遠藤航選手なんか正にそうだと思います。誰に言われるわけでもなく自分に足りない部分を意識して努力によって改善し、自分で環境を決め自分で行動をし、たとえ周囲から反対されようとも自分で行動を進め成果を勝ち取る選手になっていく、そして次の大会では主力となって活躍する、そのためには今回全然出れなかったことは決して失敗ではないんです。
オーストラリア代表で点も決めたJ2岡山の「デューク選手」なんかも、最初はプロ契約はなく、電気関係の工事の仕事をしながらサッカーを続け21歳でようやくプロ契約。
そんな選手が代表に入りそして点を決め母国を代表して活躍する、夢をあきらめない限りやっぱり努力する人に女神は微笑むんだと思います。26歳まで職歴なく勉学の世界で必死に戦ってきた私が思うので間違いないと思います、努力は必ず人生で実を結びます。
今回は花開かなくても、ぜひともそんな選手になってほしいですし、そうなる選手というのは誰かに言われてとか決してなくて自分で道を選び決め、磨いていくものです。
まだまだ旅は終わりません、優勝までは見果てぬ夢ですが行く先を照らす夢。一緒に夢を応援し見たいと思います。