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銭形砂絵 「寛永通宝」(琴弾公園)を見ながら、世の中の創業社長に聞きたい感覚

その土地で雇用をすれば正社員なら年間300万や400万がかかります。
そして数人いればフラットではなく多少は上下関係をつけないと管理側コストがかかるので自然となったりするのですが、営業経験ない人を管理などのほうに寄せると

・採用関係でその魅力の無さにほぼ求人が集まらないし上にあがらないのと
・とにかく「言うべきこと」の大事さよりも「失言しないかひやひや」のほうが
意識的になるので、とにかくうまく行く気がしない

というダブルパンチになったりします。これが経験上です。

こういうのも全部ひっくるめて、正社員で4人雇用すれば
年間400万×4人で1600万は軽くかかるわけで、これが最低の最低のラインだから
1600万あってもトントンでやってるほうは何の事業利益も出ないし、経営とかで考えると正直魅力も何にもありません。

1600万馬券買って1年間遊んで、結局1600万円分勝ったのでプラスマイナスゼロ、数字だけで遊んでみると全く変わらないわけです。

そしてこれを数年続ければ、2000万とか3000万になりますので、これだけの費用をかけて人件費として計上してさらに年々あがる社会保険費用もしっかり支払い、諸手続も行い管理コストなども費やして間接費もかけながら、利益があがらないという現実をしっかり見ると、徒労感がどしっと来ないのかというのはふとふと思います。

綺麗ごとで「コストセンターと見るかプロフィットセンターと見るか」みたいな言葉遊びを事業経験ないコンサルさんは言いますが、全員がフルパワーで上を見ながら勉強する向上心ある組織でないと優位性も保てないわけで。

・10時間かかる仕事を必死に3時間でやれるコツ
・単価を高めるための作業効率や提案を工夫する
・企画段階で詳細に綿密にディテール決定し工数削減

などワークライフバランスに配慮できる作業は、そりゃ自分ではできますが組織のナレッジにするまでは相当かかるし、これは気合がないと確実に折れます。

こういうのは、世の中の創業社長に聞きたい感覚だったりします。
「だからな、1人でぶらぶらするくらいがいいんじゃ」という税理士先生もいるのでこれはこれで正解とも思うのですが。

出来る社員意欲ある社員に好きなだけ働いてもらう、が労務管理など全て考えてのものとは思うのですが、「できへん社員分もなんで俺が払わないとあかんのや」感は出るのもあるので。このへん凡人なので凡人なりに考えるけれども答えは出ず。撤退ルールを厳格にする、がいろいろ考える中で一番しっくり来ています。なんで創業社長かというと、1人で始めたからこの事態を想定して事業開始して無いだろうからです、利益や現実に必死になるのが当然で人が増え、事業が増えると、自分のお給料分も成果が長期に出ない社員が続出してくる事態を放置してしまっていたりするからです。

話し合いの上で削減しますが、そもそも仕事の意識や赤字黒字など意識が薄い場合への教育なども。
すき好みではなく、これやらないと次の進んだ時点で同様のことが繰り返されるというのも経験上です。

そういえばですが、100話で心折れるスタートアップ、ウサギさんとうとう心折れてしまいました。
この話は経営者や社長が読むとあかんです、泣けますし共感しかありません。借金2400万円は働けばなんとかなるとか思ったりするんですが、なんとかならない方向でパンチが来ると折れますね。メンタルというのは難しいものでして、たった1人でも味方がいれば戦えますがその味方が折れると脆いものです。

写真は、観音寺市の銭形砂絵 「寛永通宝」(琴弾公園)。
自転車で下まで行き、山をダッシュで登りました、晴れててよく見えました。

顧客の信頼のために、必死のパッチです。

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自己紹介

趣味はマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく仕事し、よく経営する。

常に明るく前向きに、夢を希望を抱いた経営を。

勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間の大切な徳。徳である限りこれを積むには不断の努力がいる。

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