既存顧客のリピート率を5%維持できれば利益は25%以上伸びる、というような利益のマーケティング原則があります。
新規顧客は魅力ですが、既存顧客のサポートのほうが実は大事だったりします。
この数字の信憑性はわからないですが、たいていの会社に当てはまるものとは思いますのでリピートを作ることの重要性はここにあります。ただ圧倒的な品質やサービスがあればいいのですが、そうでないのなら付加価値を何かしら作る必要があって、結局手を抜いたら手がかかるみたいな発想になるのです。顧客にとってなにが「価値」なのかを解像度高く思考しないといけないわけで、提案力とか笑顔とかそんなものでなく、そもそも時間作ってもらえる価値を真剣に思考して、経験を高めないといけなくなります。
仮説を立てるとようやくアプローチ方法も見えてくるので、これを体感と言葉の語いを増やして自分なりに検証できるようになってこそ、成功の可能性が高まります。
顧客属性や企業状況もあるのですが、「単に好かない奴」となってしまうとほとんどの仕事がアウトになるので余計なことを言わないことも大事、とかも含めてのことです。手を抜いたら手がかかる。