勉強の話です。
何の分野でも10000時間投入したら一人前になれるというよう、そんな話を聞いたことがありますが10000時間を使えばある程度熟練のレベルまで当然至ります。
学校の勉強でも1日1時間で1ヶ月で20時間程度、社会人が仕事で1日8時間働いてもせいぜい2000時間くらいですから、社会人5年頑張ればそれなりにそれなりの気付きも経験も得るものです。
そんな感じに司法試験を振り返ってみると、6回試験を受けているので1日10時間~15時間くらいは勉強して、4年半で1600日くらいとすれば 16000時間~24000時間。予備校費用や模試費用、大学の費用や生活費入れればやっぱり1500万なんか超えてしまってるわけです。親の金も自分の時間もキャリも結果として0ですから、すごい挫折だと思います。
20000時間が無駄になるってもったいないけど、覆水盆に返らずですので失った金も時間も取り戻せないとなれば未来に向かって取り返すだけ、となるわけです。
無駄な時間も無駄な経験も結局は全部自分に返ってきているので、これはこれで糧になると思うと無駄でなく大きな価値だったと思います。
簡単に「復活」した感じになってますが、説明しますと
・26才の司法試験最後と決めたときに、1ヶ月に1つ関係ないけど将来役立かもし れない試験受け合格したこと(ビジネス実務法務、宅建、行政書士、簿記など)これによって、1月あれば新しい分野も取り組んでものにできる自信がついたこと。
・営業、WEBマーケティングやデザイン、ライティングなどの業務と細分化して、理解できたこと
・営業から制作ディレクターになり、部署移動により一層の技術がわかったこと
・休日はアフィリエイト200サイト制作して制作経験が飛躍的に増加。
休日も仕事・経験したこと
・顧客に対する、社内責任など負荷だらけ、仕事の醍醐味とわかったこと。結局「コツコツ必死」に真面目に頑張ることで花開いたわけです。
20000時間死闘を行った身分からすれば、やればやるほど成果が出る仕事はほんと楽しいです。
物事は何でも受け取り方次第なので、苦行も未来の種と思えば万事OKです。