これは仕事でもそうなのですが、ある特定の型や職業や職種などの言葉にこだわらないほうがいいと思います。特にサッカーなんかそうなのですが、「おれはこれが得意・これが好き」などの自我はある程度みんなもってるのですが、それよりも「チームとしてはこれを求められているんだろうな」と感じることのほうが大事で、期待されていることを本当に愚直にやり上げることのほうが絶対に成功すると思います。
サッカーなんか見てると本当に思ったりします、それは試合だけでなく練習の段階でも
・シュート練習始まったら率先してボールを中央に集める人
・グランド走るときにコーナーフラッグの外を走らない人
・ミニゲームのチーム分けしたときに人数足りないチームに休憩なしで混じる人
・チームのためにひたすらに汗をかく人
・集合の声がかかったらダッシュで走って集まる人
・先輩中心のミニゲームだと委縮してプレーに積極性を欠く人
逆にこの全てが反対の人もいます。
こういうところから選手のプレーというのは明確に出る、というのは今ぐらいの年齢になるとわかってきたりします。そんな中でも明らかに取り組みの意識も課題の見つけ方も上手な選手、なんかはやっぱり伸びます。
3年もあれば選手は成長しますし、仕事でも3年あれば十分に成長することは全く同じだと思います。自我とかプライドなんかいらないのでどっかに捨てて、「求められていることで自分ができること」を数倍から数十倍実践すればいいだけ、こんな感覚が今でも強くあります。そしてその分強みにこだわらないので、人より何倍も失敗が増加するので反省を繰り返しさらにできることが圧倒的に多くなるわけです。
今でも真剣に経営を考えますが、世の中を変えたいなど多くなくて、関わる身近な人に任せてよかったと思ってもらいたい、その延長線上にずっといます。
それは顧客であれ、社員であれ、関わる身近な人全てです。