富田林のみかん農園、今年もやってきました。季節がちょっとずれたので芋ほりはなくて大根堀りという企画になってて1本150円で抜きたい放題抜ける大根、ずぼっと取れるとやっぱり嬉しいですし食育とも言いますのでこういうのは本当に楽しいものです。あと、みかんも取りたい放題食べたい放題なので、うまいみかんの見分け方など伝授しながら美味しくいただきました。
こういうみかん取る機会や、芋を掘る機会があってようやくご飯がどうやってできてるのかわかるというものなのでいろんな経験というのは子供も大人も本当に大事だと思いますし、こういったことの共通点がないとコミュニケーションの土台がまず成り立っていないということもよく感じるようになりました。サッカーなんかでも名監督という方がよく出てきますが、モウリーニョ監督のような監督の場合には亀裂が最後は入って崩壊気味になるのでこのコミュニケーションスタイルだと3年くらいしか持たないというのは、長年いろんなチームや監督の結果を見ていると思うのです。
そしてジダン監督なんかはスーパーな選手なので現在のスーパーな選手がしっかりと言う事を聞き統率されるというわけで、ジダン監督が田舎の高校サッカーに来たらこれはこれで結果出せないのだろうとまあ勝手に推測するわけです。そういうわけで調子の出ない名波監督の松本なんかも同じ感じであって、名波監督と目線を合わせたコミュニケーションを行える選手がほぼいないのだろうと、そんな気がするわけです。
そして名波監督自身もコミュニケーションを自然にされてきたはずなので、ベースがないチーム指導で結果を出してきたら今のような状況は実に苦しいのだろうなと。監督の意図、質問と回答が合致している選手が1人でもOK、数人でもいればそれが柱になりますが、今の松本山雅にはいないのだろうなと。
じっくりチームつくりを行ったり、一緒に仕事をしてきた仲間なら改革も行いやすいのですがそうでないとコミュニケーションはゼロベースから、時間もかかれば降格も危ういわけで。結局チームつくりも経営も同じと感じているのでこのベース作りは名波監督は厳しくて、特に天才選手だったからこそなおさら。下っ端からの成り上がりはこのへん楽なんですが、とかとか、名波選手は現役のときからすごく好きな選手だった分だけ、スーパースターが舵取りするとまあまあ難しい感覚が生まれると思うのです。
ちなみに、日本代表の森保監督ですが現役時はボランチ、当時はディフェンシブMFだったのでカズやラモスの近くで黒子のように働きチームに潤滑をもたらしていた選手なので、いかに点を取るかと言う能力は少なくとも現役時は持っていなかったはず。それよりもいかにして敵の攻撃を食い止め奪いそこから攻めるか、までのプロフェッショナルだったはず、なのです。今の代表キャプテンはDF吉田選手なので、吉田選手と森保監督、そしてチーム内での不協和音はまるで効かないのは、今の代表が守備中心のチームだからのように思います。三苫選手や伊藤選手は素晴らしいのですし、久保選手のようなタレントもいるのでしょうけどまずは守備が土台で点を取られないサッカーが基本、監督の好み、だと。
どんなコミュニケーションを行い、どんなモチベーションを高めてるのか記事なんかでも見えないのですけど、感覚的には劇的な面白い攻撃が大変革で生まれることはまずないのでは、ですしそんなもの最初から望んでないのではないか、とも思います。外からと中からは見えないもの多いのですけど、そんなものかと。