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アスリートファーストという言葉

「オリンピックですか?うーん無理じゃないんですかね、今の状況なら」

と今年早々くらいにうちのスタッフに聞いたら返ってきたのがこんな言葉なんですが、そのときから今もずっとオリンピックは個人的には無理じゃない、とずっと思ってます。というのも、無観客でもサッカーはやっているわけで、日本も世界もリーグ戦は結局無観客でもやっていますし、時には観客が入っている場合もありますので、スポーツ自体が一律中止にはならないのでは、と思っているし今も思っているわけです。

もちろん、普通にメディアの間でオリンピックを中止しろという意見が多いとの報道なども見ています。確かに飲食店さんなどのコロナでご自身の生活が大いに不自由を強いられたり、経済的に厳しい状況なら「オリンピックを楽しめましょう」とか言われるときついなあ、と思いますし、「オリンピックみたいな話は止めてしまえ」と言う人も想像つくわけです。リオオリンピックみたいな楽しい華やかなものはなかなか難しいのは仕方がないなと思うんです。

とはいえ、中止は行きすぎ、と思っています。あくまで個人の主観です。

アスリートファーストという言葉があるのですが、オリンピックは商業的な興行ですし大きなお金も生んでいる事も事実ですが、本来はアスリートファーストで考えるべきで、アスリートの祭典なのであってアスリートたちが磨きに磨いた技や肉体や力をもって競技に打ち込む大会、が基本だからと思うからです。池江璃花子選手のように去年の段階では予選に参加すら出来なかった方が1年の延期期間をもって本大会に選ばれるような場合もありますし、わからないですが池江選手の病も考えれば次の2024年パリオリンピックは厳しいのでは、と思うからこそ、この自国開催オリンピックに全身全霊をかけているはず、そんな池江選手の努力を外野のおじさんが「オリンピックやめとけや」とか言えないんです。

自分もアスリートとまで言えなくても、中学や高校などでその当時の全身全霊の力を出し切り、夏の練習や朝錬に筋トレに牛乳飲んだりなどベストを尽くし大会に挑む経験をしてきました。
その力や努力は大会優勝というような栄光までは届かなかったけれども、上には上の力をもった選手やチームがあることを知れましたし、だからこそトップの中のトップアスリートのハードワークなどは敬意をもてるんです。時には腰や膝の痛みもあるでしょうし、大きな怪我をしてリハビリから復帰することもそうでしょうし、そういった努力があるからこそ、オリンピックのような大会で感動が生まれると思います。

観客を入れるかどうかなどは二の次、この状況でオリンピックなんてすべきじゃないよ、ときれいな正論を言われてもそもそもスポーツ好きでもなければアスリートでもなければ興味もないような、コロナ禍でも年金暮らしでそれほど金銭的な不自由もないような、そんな立場から言われてもそれは世論でもなんでもないんじゃないか、と思ったりもします。

このオリンピックに一生をかけてきたようなアスリート、池江さんなんかそうでしょう。
サッカーの堂安選手なんかははっきりと「できるならやりたいです」言ってます、いろんな選手は所属会社やチームもあるのであまりオープンに自分の意見をいえない事情があることも多くわかっていますし、プロ野球のようなプロスポーツはオリンピックあればそちらにメディアも向かれるので、あまり好ましくないんでしょう、というのもわかります、みんな立場があるので。

アスリートの祭典、無観客ならそれはそれで仕方ないのですが、やっぱりやってほしいのです。
もちろんパラリンピックも。

目の見えない人たちのサッカー、ブラインドサッカーで準優勝した日本代表、オリンピックでも活躍が期待されますが、ブラサカのようなあまり有名でないスポーツはオリンピックでメディアに出ることでようやくその存在や協会や価値が世間に知られたりするものです。サッカーは当然有名で紙面を賑わいますけど、ブラインドサッカーのような、「見えないのに何でシュート決めれるの?」というところから少しでも興味持ってもらえれば、です。

アスリートにはブラサカのようなパラリンピックアスリートもいます、全ての頑張ってきた選手に敬意を。
なので「オリンピック無理でしょ」とか軽々しく思えないし言えないんです、自分の兄弟や身内がいたらそんなこと言えるのかという想像しなくても。

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自己紹介

趣味はマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく仕事し、よく経営する。

常に明るく前向きに、夢を希望を抱いた経営を。

勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間の大切な徳。徳である限りこれを積むには不断の努力がいる。

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