■プロ法律家のビジネス成功術■
PHPビジネスになっていたのでちょっとびっくりしつつ、金森さんの新刊を読んでみました。
口調や切り口が「辛口」な分、どんな内容かと思ったりして読みましたが前の本などを知っているとそれほど目新しい部分は少なかったのですが、「事業家」としては納得する点が多々多々。
後は情報の非対称性の消滅という点などは、昔2004年書かれた本と相違が出てきています、8年経てば時間が世の中を変化させてます。
破産したコダックと、富士フィルムの紹介を用いて、自己否定を行い生き残りについて述べています。確かに富士フィルムが化粧品なんて飛び石だと感じたことはありましたが、富士フィルム自身研究開発を重ねて医療関係の仕事や経験を豊富に持っていたわけなので、エンドユーザー向けにカメラを作っていただけでは全くなかったことを知ると、変化=成長、といえるのかもしれません。
この前ある税理士さんと話をしていると非常にそのあたりの「肌感覚」について興味深いことを言ってました。
税理士さんは企業の裏事情をくまなく知っているわけなので、その感覚とあわせることこそが今後の方向性に添ったもの、という気がします。同じ著者の本を今出た本と8年前に出た本を読み比べるといいですね。そんな気がします。これが8年前の本。
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