クレアネットの代表ブログ

読書感想文

金儲けのレシピは毒薬要素もあって好き

「金儲けのレシピ」
本のタイトルからなかなかインパクト、内容も十分インパクトで「白い粉は売れる」とかあって麻薬や覚せい剤を想定させておいての「小麦」の記載でコナもんは原価が安いからラーメンにうどんにたこ焼きに流行る理由があると表現が直接的過ぎてちょっと笑えるのですがとにかく深いです。

面と向かって表現しなくてもこういう利益の源泉的な部分は自然に知っている傾向が経営者にはピンと来たりします。

知り合いがエクステリア・外溝などの業界での仕事をしていますが、真っ先に言った言葉が「エリートはいないんです」というのがあって、仕事を真剣に、顧客に真摯に、競合との優位性、など何もなくて職人的にただその仕事をやるだけという業界だからこそ、風穴を開けられると思っているみたいな感じの話をしていて、この辺は確かに納得するところは多いんです。エクステリア・外溝業界の社長が日々学び経営者の会に来ている人はそれほど多くないことや職人さんも腕は確かでもビジネス=ご商売、という視点はないものですし。

なんとなくこういったセオリーや規則や原理原則を知っておくことは何かの際に大事であって、コロナ禍が続くとした場合に、来年や2年後を想像できるかとか、想像以上の不況が来た時を想像できるかとか、不況になった時に真っ先にお暇いただきたいと思われる社員は誰と思うかなど、起死回生の逆転を図るもありですしその際に何をどのようにするのかなどは日々の思考が絶対に必要。

毒薬的な表現も含めて、本の内容自体はきわめてセオリー的な発想で改めて参考になりました。

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自己紹介

趣味はマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく仕事し、よく経営する。

常に明るく前向きに、夢を希望を抱いた経営を。

勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間の大切な徳。徳である限りこれを積むには不断の努力がいる。

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