ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣、について。
ぱっと読んでみてまず感じたのが、ファーストクラスに乗る方自体はあまりお目にかからない人種の方、という点です。
この本はCAをしていた作者の今までの経験談を元にして、ファーストクラスに乗る方はどういった方なのかを紹介しています。
そして、ファーストクラスに乗る方の一定の共通原則を見出して、そこから自分に少しでもあてはめるという発想を持っています。
スポーツ選手、お医者さん、経営者、などでないとなかなか乗る機会はないので、そういった少し異なる人種にみられがちの方がどういった思考方法や行動を起こすのか、の点で見れば面白いのではないのかなと思います。経営者だけでいうと盛和塾での学びの話にも共通するのですが、「立派な経営者が普通はどのように感じるのか」や、「どのように考えるのか」という点は全ての行動や判断自体参考になるのでは、と思います。
枚方のウィークリーマンションの平野耕建設の平野社長の言葉に
「人の3倍働けば、人の2倍成果がでる」
と数年前に言われたことがあります、何気ない会話のフレーズでしたがしっかり覚えていて、最近お会いした際に、
「人の3倍働こうとしてますがまだまだなので2倍の成果が出てません・・」
と伝えると嬉しそうに笑ってました。ファーストクラスに乗る社長さんの会話には珠玉の一言が多々あります。何かふっと腑に落ちます。
この作者の方も、そういうご縁を大事にしているからこそ、このような本が書けるのではと感じました。