今回は退職に関して。
クレアネットの手当付き退職制度に関してです。
ザッポスから、アマゾンから、参考にしています。
【まとめてみた】
ザッポスの奇跡、目から鱗だった!
読んでほしい!一番驚いたのは「採用辞退ボーナス」
入社後2週間で社風に馴染めない人が、2000ドル受け取って退職できる仕組み。カルチャーフィットしないなら早期判断がお互いの為だよねいう思想。#要約ペライチ #ザッポスの奇跡 #石塚しのぶ pic.twitter.com/OOaGlCIRjx— 中村 美咲 @LIFULL人事|ソーシャル・エンタープライズ (@misakinkmr) December 6, 2019
採用辞退ボーナス、はしんどいのですが、縁あって会社に入り理由あって離れるというのは経営者側は避けて通れないのですが、なかなか思うところが出るものです。
無理に引き止めても難しいのだろうという部分の会社側の人間として、そんな短い期間でわからないと思うなという本人への思いの部分、マネジメント側の至らなさへの思う部分、などが複雑になるのですが、どちらにしろあまり嬉しいものでもないのです。
なので採用では最初に「長く会社で働いてほしい」ことや「石の上にも3年だから起業したいなら3年で全てを学び経験すればいい」と自分が起業したときのことなども踏まえて話をするわけです。
大事なのは話をすること。
ただ、そうは言っても退職に至る社員もいますが、最後面談できる時間があれば膝突き合わせて話をした上で「手当付き退職制度」に乗っ取っていくらかのお礼をしています。社歴や活躍度合いもありますが、縁あってこの会社に来て離れたとしてもまた人生は長いので、必ずどこかで学んだことや経験したことは役に立つと思うのです。
「親父の小言と冷酒は後で効く」
といいますが、社長なので
「社長の小言と冷酒は後で効く」
になれば、自分が会社でも作って人を雇ったりしたときに同じ状況、同じ気持ちがわかると思います。理想も言うけど厳しい現実も言う、くどいのかなと思うのですが、ちなみに最後話もできなかった社員には郵送で送ります。終わりよければ全てよし、人生は長く、仕事をバリバリできる時間はあまりに短い。少しでもがんばってくれた方にはちゃんとお礼もしたいものなのです。
きれいごとではなく、そういうものが経営だと思います。
こんなことを書くとこの退職制度で「やめたらお金もらえるし辞めよう」と思うかもしれませんが、お金もらいたくて辞める思考ではなく、お金だけで仕事するなら日銭が入るお仕事は多々ありますし、不景気でも金が入る仕事は多く求人情報にもあるのでそこに行けばいいと思います、けど、何でここで仕事しようと思ったのか、何を望んで仕事をするのかしっかり考えて見つめなおしてほしい、と思うのです。
仮に私が宝くじで3億入っても仕事辞めたいと思わないですし、事業の何に投資したらいいのかな、とやっぱり考えますので、お金は必要でもそれ以上に事業欲とか会社成長が結局みんなのハッピーだとか、そう思うのです。