ディープWebを浮上させろ!―アクセス数を10倍にするWeb2.0の次の波
ディープウェブという名前のものの興味にひかれて読んでみた少し前の本。webに関しては少しでも古いと変な懐かしさを感じますが実用書にはなりません。あっと言う間に歴史書になります、アウストラトピテクスからピテカラントロプスの人類の進化と同じような、昔のwebと今のwebという進化論の話の途中の読み物になってしまうパターンがよくよくあります。
ただこの本の場合にはちょっと趣向が異なり、ディープWebというものに焦点をあてているので今流行のパンダアップデートやペンギンアップデートなどの言葉は出てきませんし、スマホという言葉もありません。ただ、普遍的な情報価値は昔も今も今後も変わらない部分は非常に共感があります。人の手で創るものには人の発想があり、人の限界が生じます。「モノは何でも壊れるものやで」という機械屋の社長が言ってましたが、30年壊れないといった機械もきちんとメンテナンスを行っていたり、電気系統などの故障が発生しやすい部分がなく極めてシンプルなつくりになっているケースなどは壊れません。
ディープWebはロングテールSEOと親和性が高いサービスなので、参考によんでいただければと思います。