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読書感想文

30代の「飛躍力」 成功者たちは逆境でどう行動したか

 30代の「飛躍力」 成功者たちは逆境でどう行動したか

紀伊国屋で買いたい本を手にとって買って帰ってきたつもりが、題名を見ると、「30代の「飛躍力」 成功者たちは逆境でどう行動したか」。「???」初めての経験は一瞬頭が理解できずフリーズします。
買ってあけている以上仕方なく読んでいたのですが、これが以外にピンと来る話が多くて興味深い部分も多々ありました。特に渋沢栄一さんについての説明あたりはあまり語られることのなかった部分かもしれませんが、何で明治時代に銀行などを作り金融を活性化させて資本主義及び国政に関わったのかの背景がはっきり見えました。

渋沢栄一はもともとは公家でもなく有名な家柄でもなかったところ、当時幕末になってペリーやハリスなど日本にとって不平等条約を結びつけた頃あたりから活発化していた尊皇攘夷だったそうです。そんな尊皇攘夷い運動を行っていた渋沢栄一も戦や処刑など身の危険が迫った際に、やむなく一橋家の奉公の身になり仕えるという行動に出ました。たしかに、命のためとはいえやりたくない奉公を行う、のは心から嫌気がさし、自分の行動を悩んでいたそうです。そんな矢先に、幕府でフランスなどの海外に行く機会に偶然乗ることができ、その際に日本と欧米諸国の差に愕然としたそう。そこが渋沢栄一の活動のルーツだったとのことです。

近代化された建物や設備、平等に身分があり、国をあげて貿易を行い商いを行う姿に、日本の士農工商の身分はおかしいと考え、商業の発展は国の土台を支えると確認及び信念ができあがったそうです。その後の渋沢栄一の活躍は、歴史の教科書に出てくるくらい有名です。嫌な仕事と思っていても、何かのきっかけでその自分の使命や仕事の本質が見えることがあり、やりたくない仕事、苦手な仕事も考え方を変えれば大きなチャンスがある、これは痛感します。

今回でいうと、間違って本を買ってもその本には良知が見つかるものです。

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自己紹介

趣味はマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく仕事し、よく経営する。

常に明るく前向きに、夢を希望を抱いた経営を。

勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間の大切な徳。徳である限りこれを積むには不断の努力がいる。

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