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黄熱病実験で命を落としたジェシーラジア

コロナ禍で世の中も市況も大変になってきまして、淀川花火やPL花火、大阪天満宮の天神祭が中止になって、何と和歌山田辺市の実家の扇ヶ浜海水浴場は今年中止とか!おいおいおい。
8月にあるイルカと遊ぶショーとか、ビーチサッカーとかFM田辺とか、いろいろ残念ででないのですが、これもこれで仕方ないところです。だからと言ってはなんですが、補正予算案も通りまして一般会計の歳出総額は補正予算として過去最大の31兆9114億円!どどんと来ます、試算ではこれでGDP2%押し上げの計画です。

身内に政治家がいて少しでもその話を聞いていたり、近くに行政関係の公務員さんがいてその話を聞いていたりすると、いかに民間での経済を回して企業を活性化させることが全体総和としてのハッピーに繋がるかということを痛感してしまいます。こんな補正予算案を組んでまで政治も必死ですので、これを受けて民間でも暗いことばかり言わずにもっと積極的に自ら仕掛けて動かねばと思うのです。ちなみに補正予算案の内容は

・売り上げが落ち込んだ中小・個人事業者向けの「家賃支援給付金」創設に2兆242億円
・企業向けの無利子・無担保の融資制度も拡充 などなど活性化のためにとうとう家賃の固定費にも対応です。

ところで、こういった申請などあるんですが、当然医療機関への補助も多々あります。ワクチン・治療薬の開発支援や患者と接する医療従事者への慰労金支払いなど医療体制強化に2兆9892億円、というのもあり、医療従事者さんへのサポートも手厚くなっています。現場の最前線で戦う危険ある職場での医師や看護師さんなど医療関係者さんの話ですが、表題のジェシーラジアさんの話です。

ジェシーラジアさんは今から120年くらいまえ、黄熱病が流行ってその原因追求を調べていたのですがこの黄熱病を蚊が媒介してるのではと発見し、実際に蚊に自分の血を吸わせて実験、でもって自分が黄熱病にかかることで身をもって実験したという方です。そんな身を挺して行った実験のために、黄熱病でジェシーラジアさんは死んでしまいます・・・。
医療でなくなる方は多々いますし、自分で心臓カテーテルを差し込んだウェルナーフォルスマンのような方もいますが、自ら命をかけてまで医療に貢献した人には敬意以外何も言えません。ジェシーラジアさんのおかげで蚊が危険媒体だと認識できたので、とにかく蚊には近付くな・逃げろという対策を行うことで黄熱病の被害から逃れることができたのですが、このコロナ禍でもそんなリスクを追う方は多々いるわけです。

仕事で置き換えてみればこの感覚は強く分かります、自分がまず進むので部下や社員は自分が進んで多少道になった場所を、ゆっくり歩んでくればそれでいい、という感覚です。
マキャベリの君主論なんかからすればちょっと違うなとわかってます、まあこのへんはケースバイケースではありますが、自分が試さずに誰が試すのだと言う思いもまたあったりしますので、ジェシーラジアさんのように命をかけてまでみんなに後世に貢献するというのはやはりかっこいいなと。

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自己紹介

趣味はマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく仕事し、よく経営する。

常に明るく前向きに、夢を希望を抱いた経営を。

勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間の大切な徳。徳である限りこれを積むには不断の努力がいる。

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