企業は不況を境に体質を強化し、次の飛躍に備えることで発展していくのです。
不況が厳しければ厳しいほど、明るくポジティブな態度で、全員一丸となって創意工夫を重ね、努力を傾けて難局を乗り切ることが大切です。
盛和塾で学んだ、不況に関して乗り切る5つの方法に関して。
不況を乗り切る5つの方策
1)全員で営業をする
2)新製品開発に全力を尽くす
3)原価を徹底的に引き下げる
4)高い生産性を維持する
5)良好な人間関係を築く です。
詳細の説明は後々書いていこうと思いますが、まず1つ目、不況の対策の1つ目は、「全員で営業する事」です。
コロナの影響で現場に行くことができない、ということが多くなってきているかもしれませんが、世の中にはドラッグストアなどお店があれば電車があれば物流があれば、病院があればで人が全く動かないことはできませんし、都会大阪の梅田ど真ん中は難しくてもやはり動かないといけないような地方がたくさんあります。なるべくテレワークは理解できてもテレワークの物流はありえないのです。
なので、本当はものをつくるデザイナーやプログラマーこそが顧客のニーズを感じものづくりに反映させないといけない、でないと伝聞になるので思い通りにものはつくれないと確信しています。そしてこれを否定するのは、制作者を自分の手足のように人を使いたいと考えるものだけ、という感覚です。でないと自分以上の発想は生まれませんし、そんな人はいません。
好景気の場合には、お客様に言われるがままに物を作っていましたが、不況になればその受け身は通用しません。
普段営業周りに出ている側とすれば、「こんな製品、サービスはいかがですか?」と魅力的な価値を提案することは当たり前ですが、そういった発想で仕事をしていないと不況を乗り切ることはできません。
全てのスタッフが営業をするのが大事です。
普段は営業職に放り投げたまんまだった商品を売る仕事を自分たちが協力する事でパワーアップすることができます。お客様の技術的な要望に応えたり、営業の力に加えて会社の力を使っていけば、信用力アップにもなりますし、良質のサービスを提供できるので、会社としてのお付き合いにつながる可能性もあります。
「私はOOだからそんな仕事はちょっと・・・」
やっぱり早いと30代からこんなコメントが、普通は40代、50代になると逃げ腰で行動せずに責任回避に走るのが、今まで生き延びてきたある意味正しい40代・50代の行動形式ですが、だから不況だと真っ先に肩を叩かれるわけです。全員で営業できれば必ず道は開きます。これがまず大事です。
あとは継続的にサービスを提供していきます。