サーバとかシステムの話に冗長化の話があります、あまり細かい話は省くのですがスモールスタートの場合に、データなどのネットワーク構築をどうするかの相談なども実際にあります。
バッファローでNAS買って設定、で十分にいいと思ってたりですが規模感が大きくなるとそうも行かなくなってくるのも事実で、そうなると、ミラリングやRAIDなど多少は「何かあっても大丈夫」なものにしたほうがいい、と感じるようになります。かのいう会社でもハードが夏に壊れてミラリングなくて半日業務停止という大失態を創業最初のころしてからここはインフラしっかりしないとと気付いた経験は恥ずかしながらあります。
冗長化の目的は、システムに障害が発生した場合でも、できるだけサービスが停止してしまう時間を抑制し、安定してサービスを継続する仕組みを実現すること、というのですが、冗長化により耐障害性を高め、信頼性や安全性を確保している状態、です。壊れないでなくて壊れることを大前提に業務の継続性を重視するために障害対策を行って、壊れたときに最初限度の傷ですむように保険をかけておくようなイメージです。
当たり前ですが、冗長化の規模もあるのでファイヤウォール、ルータ、ハブ、このへんどこまでしっかりやればいいのかは千差万別だったりもします。後は、ファイルサーバ使ってるとか、メールサーバ、業務システム系サーバとか、このへんも分かれているとなお一層。
WEBだけだとさくらインターネットさんでOK、みたいな話にもなりますがバックアップなんかも考えると実にややこしく、また周辺機器が古くなってきているとなお一層、引越されるとさらに増え、営業所が増えるとさらにどんと増える、企業経営も全く同じなのですがネットワークもこのへん一緒。普段全然考えないのですが有事のときにものすごく大事なことだったりしますので、相談を受けることもあるもの。