厳しいお局松木さんに叱られ続けた20代に感謝

会社にはお局さん、というか上司が叱る文化が無くなってきたのでふとふとこれはどうなのだろうかといろいろ思ってそんなことを経営者さんの集まりなどで話をしたときのことです。
自由にやらせるとかルールがないほうがいいとか耳障りはいいのですが、ルールなくて迷ったり困ったりすることもあるものなのでしっかりしたルールはあったほうがいいですし、ルール逸脱した際には叱るのも当たり前と言う文化がやっぱりいいみたいです。

経営者はすぐにお山の大将になって人から指摘を受ける機会が少なくなるのですが、基本私自身は経営者らしくドMなので批判や指摘は「改善の母」として真摯に聞きますし、次回に活かそうと思うのですがやはり系絵者的な方はみなさん叱られてよかった、怒られてよかったなどの話はふんだんに言われています。そう考えると20代最初に叱られ続けた『お局松木さん』（※お局松木さん・・公明正大に事務仕事を行ってくれた先輩です。）、営業時に書類の書き方から話し言葉から説明から数字からビジネスからいろんなことに本当によかったなと今感じます。

変な書籍の理解と頭でっかちな20代の私のときを想定と、今までたくさんの20代と面談したり採用したりした経験からすると、20代など仕事選ぶくせに適当な自己流繰り返して被害妄想が激しくて、忙しいときやここで頑張らないといけないときに突発欠勤病欠など行ったりしますので、（あくまで一般的なものとしての経験からの理解です、自分自身が確立しないうちはそんなものです）そんなときにしっかりと歯止めを利かさないといけないなと、本当に思うわけです。若気の至りでもあればまだ青臭い理想論の書生のことばかりいえるのも20代の特権でもあるんですが、こういった20代に関してで言えば、甘やかされて生きると人間誰しも変になるので、モンスター生成しないためには仕事のできる経験豊富なお局さん『お局松木さん』のような人物がしっかりと指導するのが最もいいなと思うのです。

なので、20代しかいない同学年同士の職場なんてサークルと一緒レベルなので想像もつきません。

そもそも中堅以上や大企業組織を経験していないので何を言われても「最後が自分が結果出していけば環境が変わる」と青臭い20代でも理解していたので自分自身で言えば権利主張だけのことは言わなかったのですが、とにかく書類からメールから普段の考え方から指導をしてもらった上司の方々、特に事務の『お局松木さん』には裏方の仕事の中で営業の立ち振る舞いや考え方、受注できたときにはまず指導してもらった上司や同僚に感謝を述べるとか、チームのみんなには真っ先に報告するとか、お菓子買って帰るとかそんな部分を強く指導してもらったし、何よりもキャッシュなければ仕事回らない部分なども強く指導受けました。

後は、自分の実力や強みを知るべき的な話から新人営業マンがスカイビルに本社がある物流の上場企業に言っても結果が出ないとか、エンタープライズ業務は芽が出るまで稟議など時間かかるなども指導もらいました。

今思えば厳しい『お局松木さん』に叱られ続けた20代、あほなどの優しい感じに罵声ももらいましたが、新人はあほなことして顧客や会社に大迷惑かけてたので当たり前なんです、そういう経験は本当によかったなと思います。
そう考えると新人が今会社に入ってくると余計に苦労すると思います、念もなく部下に迎合する小善的な優しさは人をダメにしてしまうのですが、厳しい指導はできない、いろんな風潮があるのでですが、そうなると察してほしいや考えてほしいになるんです。なのでクレアネットでも新卒は積極的な採用はしません、特にクリエイティブはこの傾向は今後も続けると思いますし、経験職のエンジニアやクリエイティブでないと新卒を育てるにはお互いにかなりきついなと率直に感じます。景気はいつか下降曲線に来るのですが、育てるより育つ環境つくりを目指すもののなかなか難しいのが現実でもあるので。

『お局松木さん』、今の自分の仕事での考え方ややり方など多く学べたお世話になった方です。
今の若い社員にそういった存在になっているのか、それは全くわかりませんが、そういった方と多くで会えたことは自分にとって本当に運がよかったんだと思います。