12万部突破の橋下徹弁護士「実行力」を読んで。
読んで初めて知りました、大阪市の今里筋線は井高野から今里まで走ってまして関目成育などちょっと馴染みのない場所も通る地下鉄、御堂筋線と違ってお客さんが少ないので快適ですがなんで東淀川区の右上ぎりぎりの場所からちょこっと進んで阪急の正雀やJRの岸辺まで進まないのかの理由が、これがよくいう府市あわせ=不幸せだったのが気づきました。大阪市民であり大阪府民ですが普通すぎて気付かないことが多くありまして、この今里筋線も市と府が仲良くすればもっと便利になるのに、というのがようやく理解できたわけです。井高野はなかなかの駅からの遠さの場所、川渡れば自転車なら近いですけど地下鉄伸ばせばいいのにはまさに。
やっぱり読めば橋下さんは優秀なリーダーであって、トップとしての素質や考え方に関して実に学びがあります。行政のことなんか分からないのにかかわらず現場の人への統率やリーダーシップをいかにして引っ張っていったのか等は参考になる点多々あります。あとはポイント的に組織の仕組み自体に焦点をあてて動かす点も納得です、行動を指摘しようが何を言っても組織が動かないと有能な人も次第に行動をやめてしまいます、その狙いだったのが大阪都構想、だということ。権限と責任に加えて組織として動くにはどうすべきか、そういったチーム論なども参考になる話です。
大阪は2025年には万博ですし、地下鉄も延びます、そして9月は東大阪でラグビーの試合もあれば東大阪のJFLチームのFC大阪も活動中、いろんなものは今までの踏襲でなく新しい発想や立場で組織を動かしていくからこそできるもの、今大阪が元気出てるのも読んで理解できたように思います。