ハッピーボギーはたのしいお化け。
個人的には「100万回生きたねこ」を深い意味で感じたり理解できるような情緒豊かになってほしい、と、育児に関しては思ったりするのですがまあこういうのは思いはほぼうらはらになるので無力感をいつも感じます。育児の無力感はいい意味での「やれることに集中する」「諦念をいい意味でもつ」「自分磨きには根をつめ、他は妥協でまったり」みたいな発想にしてくれるものです。そんな中でのこのハッピーボギー。
天満橋のジュンク堂で絵本コーナーの前のほうにあったので、雰囲気だるまさんシリーズぽいので買ってみたらこれ的中でした。
「ポポッピドゥ!」
「バッビーボビーババボビイボバベ」
「ニコニコブーン!」
これだけで笑いが10分いけます、子供ってこういう濁音やパピプペポの半濁音なんか大好きですね。ミスターポポ、とか。ピッコロ、とか。タピオカ、とか。
とりあえず読んだ後の笑いがのらねこぐんだん級の笑いになりました。
絵本って小さいときのちびくろさんぼ読んで、トラが木の周りを回っているうちにバターになるような、よくわからないことなんかがとっても面白くてそれがまた何回も読んでしまう理由になるような、そんな気がします。