■ ヤクザは自分を20倍高く売る
ヤクザの話もあるんですが人間の機微に関する内容、と捉えたほうがいいのかなと思う書籍です。人間の意思決定や感情等はどのように行われていくのかや、どのようにして阻害されてしまうのか等に関して、会社社内で感じることもあるんでしょうけどひたすら対面営業のほうが絶対にいいと思います。
「ちょっと考えておきますね」
「資料だけ送っておいてください」
などがなぜ見込みないのかなど、1回2回言ってもわかるはずない確信あるのと、「検討しておきます」でそのまま放置なども当たり前なんです。ある意味人間のシビアなところ、醜いところや結果として嘘つきになってしまうとことなども営業現場でこそ感じるものです。ある意味この場所でないとタテマエでない真実など出てこない、というのは結構強く感じていたりします。
そういう視点があるからこそ、このような交渉的な部分やヤクザのシノギなどリアルな部分は響きます。
「検討します」言って検討してくれるといつも全く思えなくて、「検討します」と言わさないためにどうしようか考える、自然に思考方法が磨かれます。