■ 梅田スカイビル
人体の不思議展、という人間の肺や内臓や頭などを断片的に切ったりして紹介する展示会が昔ありました。
たぶん20年くらい前でスカイビルでやっていて一度言ったのを覚えていますし、本物の身体だとことなのでちょっとした気持ち悪さ、あとタバコを吸っていた人の肺の黒さにあぜんとしたのも覚えています。
この人体の不思議展を運営したいた会社さんが破産したとニュースで聞いたのですが、人体の不思議展自体がちょっとNG出てしまったそうで。。いろいろ思いますが残念です。
当たり前ですが企業はいつか滅びます、早いか今か10年後かわからないですが、100年企業もありますし、1年企業もあるんです。
そして倒産理由にはいろいろありますが、黒字でも倒産はあります。営業の仕事は、契約してもらって終了でもなければ、制作して終わりでもなければ、納品して終了でもありません。請求書を発行して入金があった時点で終了です。
途中で終わっている場合は仕事の完成ではありません。入金ない仕事は、余計な工数がかかるだけ、初めから仕事請けないほうがまし、当然ではありますが、当然の発想を覚えておかないとおかしくなることは多々あります。どちらにしろ、回収できない焦げ付き案件が多いと、税金支払は増えるし「勘定合えども銭足らず」で黒字倒産の危険も生じます。入金ないことは「日々の営業活動」よりも最重要案件だったりします。
回収できない案件とわかっているなら最初から止めたほうがいいですし、また、お金の話を早めにするとか、契約前にきちんと詰めないで話するほうの気が知れないわけだったりします、このサービスにはOOO円かかります、無理なら他に依頼ください、で注文をもらう、これでいいですし当たり前のこと。基本的には何を納品して何を支払いしてもらうのかを最初に話して書面にまとめるものですし、そのとおりに沿って仕事すればいいわけです。また払ってもらえない場合は、話し合いして「どれだけをいつに支払いするか」書面に明確化すべきです。言った言ってないの水掛論で話進むわけないのと、。営業は売る能力よりもこういったお金周りをしっかり交渉できる能力が必要だったりもします。
後は、回収の方法としては
・受注前に相手としっかり詰める。契約金額や支払方法など。
・払わないような会社と仕事しない。うまい話には裏がある。大手は支払う、中小は危ない。倒産リスクも。
・未回収の費用を人質にして仕事を請けない 「まずはここまで払ってくれないと次請けれません」
・人を見て支払いを決める、ルールを知る。携帯や電気などは支払いします。他は後回しにする。
・支払いしない人間のニーズに沿って対応をすること。などなど。
どちらにしろ、回収できない焦げ付き案件が多いと、税金支払は増えるし「勘定合えども銭足らず」で黒字倒産の危険も生じます。
人体の不思議展、のことを聞いて資金繰りなのか事業なのか、約2億8000万円の負債を抱えて倒産だったそうですが、明日は我が身、いつもそんな際どい気持ちがあります。