起業がどうこう、の話を最近知り合いから聞きました。すればいいし失敗しても骨は拾われるし何でもすればいいやん、としてる側は思うのですが。
起業なんかもいまだといろんなことわかるので、簡単に起業できるよとか言えなくもないのですが、後悔のない生き方をしたいから起業するとか言えば、その前に家族の反対あればまずその説得だし、ついて来てくれる仲間がいるのなら必死のその仲間を守らないといけないし、資金出してくれる人がいるのなら、その期待に応えないといけません。自分自身も起業した身なので、起業のときにそういったことは言ってもなかなか素直には聞かなかったような気もしますが、お世話になった方への不義理は絶対にしない、今でもそう思って仕事に取り組んでいます。
クレアネットからも起業した元スタッフいますが、起業した後と起業の前で言えばそういった大きな差があることを理解できてなかっただろうから、今の今にはわかってほしいなと思います。
そういう意味で「やってみないと本当に気付けない」ことは多々あります。
育児なんかも正にそう。子育てビフォーアフター。
内容はわかります、すごくわかりますし、この内容を育児前に読んでも理解できても腑に落ちるかといえば落ちない気がします。
スーパーのガチャガチャ前で地団駄踏んでたり寝転ぶ子供いますが、だっこしても暴れるし肩に担いで神輿のように運ぶのですが、華奢な奥様にそんなんできるわけないし、とかとか、好きでやってるわけでも何でもないあの感覚は、今の今になってようやくわかります。
産む前と産んだ後180度変わった、これも納得。
仕事する前と仕事した後180度変わった、これも納得。
社員の立場で批判するのと、経営の立場になった後180度変わった、これも納得。
外から偉そうに言っているだけが一番楽でいいです。サッカーとかスポーツとか本当にそう思います。
人はその立場にならないとたぶんわかったつもりでいるだけ、最近痛感しています。