焼肉をみるとまずは「ホイラーの法則~シズルを売れ」です。
「シズル」とは、ステーキを焼くときのジュージューという音のことで、つまり、ステーキを売るためには「匂い」や「音」を売るのが重要であって、ステーキそのものではない、これが営業や販促で意識してほしいことです。焼き鳥屋が、店の入り口のところに換気扇を置いて道側に臭いを出すようにしているのも、まさにこのシズルを売る、を実践しています。
シズルは考えていくといろんな商品に考えることができます。
・ワインにおける、「泡」
・チーズにおける、「風味」
・コーヒーにおける、「香り」
・保険における、「危機に対する安心感」 そしてwebサイトでは・・・売上、PV、アクセス、ページ数、コンバージョンなどなど。
以前にヤクルトレディは何売ってるという有名な営業話で正解は「健康」なんですが、「ジョア!」と言い放ったうちのスタッフ、今はこのモノではなく効用に目を向けるようになりました。
教育の賜物です。機能を言う前に、シズル感を出す。
営業に関して、顧客が必要なものは機能でなく効果。
売り込むべきなのは、「構造」「作り」「値段」ではない。
それを買うとお客様にとってどのようにすばらしいことが起きるか、たとえば、「快適」「家がきれいになる」「手間がかからない」ことなんかはすごく潜在的なニーズがあるものです。
特に仕事などは時間がかかってしまうこと、かつ、定型的業務はなくそうなくそうという傾向なので、「面倒なことは代行しておまかせ」というサービスはまだまだニーズがあります。