世の中理不尽なことは多いです。
当たり前ですが。
悪いのはすべて自分のせい。うまくいったことはすべて人様のおかげという発想が原因自分論です。
業績が上がらないのも、人が育たないのも、商品開発が進まないのも、ミスが発生するのも自分が悪い、と考え、景気が良くないのも、すべて自分に原因がある、と考える。
また、自分にすべての原因があるのだから、その原因を改善できるのは自分しかいないし、自分のどこをどう直せばよいか、じっと考える。悪いところが見つかったなら、すぐに直し、愚直に実行してみる。景気や社会のせいにできればいいですが、理不尽な被害を受けることも多いのがビジネスの世界。ただ被害を受ける前に、「なぜその被害をかわせなかったのか、なぜ被害を受けても最小限度に抑えることができなかったのか」と考えることが原因自分論です。
ひまわりの花もずっときれいに咲く花もあれば、同じ場所なのに小さくてすぐに枯れる場合もあります。
ちなみに愚痴をこぼす人に、「原因自分論で考えよう」というと、火に油を注いだかのごとく、愚痴られたりしますが、会社や上司への不平は、別の会社にいって同じことが起きれば同じようにグチをこぼすでしょう。何かの変化で、自分が上司やマネジメント、及び、全自己責任で仕事する立場になるような環境変化を起こせば別ですが。
逆にこういった人はうまく言った場合には「自分の手柄」と考えますし、「うまくいったのはいろんな方が助けてくれたおかげ、先輩が上司がアドバイスくれたから」と他人への感謝を忘れます。全ての結果は自分のせい、このように考えて自分を磨くことに力を注げばいいのです。 結果は必ずついてきます、そのことだけに神経を集中させること。これが大事です。
そもそも。
たとえば東大受験予備校行ってる人でも全員東大に合格しないのはなぜか?
「この予備校来たら合格できるな~」とゆでがえるになってしまうのでは、と思います。環境も講師も最高のものを用意はできるけど、自分で得ようとしないと何も得られない。最新の最高の冷蔵庫買っても、コンセント挿して電源入れないと動かない、電源は結局自分にかかってきます。
そうみると環境も大事なのですが、最後はやっぱり自分の意思。
優秀な先輩や頼りになる人がいる中で結果出せないのは、環境依存とか原因自分論になってないから。