人生は先にあるのに理解するのは後になってから、という格言がありますが、いつか聞いたときにそれは本当にそうだと感じた記憶があって、今でも全く同じことがキャリアにも通じることだと思います。成功した人に自分のスタートがどうだったかのかという問いを尋ねるととても興味深いもので、大体がみな一様に笑いますし、そんな立派なキャリア積んでいたら逆にどこかで息切れもするような、というのもあります。京セラの創業者稲盛さんは、最初のキャリアは松風工業という大学専門で学んでもいなかった、セラミックの会社に入社からスタート、というのを本で読んだことありますが、ただ、そこで一生懸命学び、京都セラミック=京セラの土台を作りました。必死にやれば全て天職になります。
天職にするにはまずは「働く人がすり抜ける、不快で時間ばかりかかる、山あり谷ありの繰り返しのプロセスに耐えること」がまず大事で、この仕事の何が好きか、嫌いか、自分には何の能力があり何ができないかをしっかりと見つめないといけないですし、単調な仕事の繰り返しだとか思う前に全力を尽くすこと、そして仕事の中で自分の適性が見えてくるのだから、「こんな仕事がしたい」という学生のような夢と現実でギャップを受け入れつつできる範囲の仕事を増やしていかないといけない、というのが感覚です。
ある意味バイトの引越しもセブンのバイトも、学校の警備員も楽しさはあるものだし。
プログラムだけで飯が食える、飯より好き、ならこれもまた仕事になるはず。
「天職を探し当てたら仕事は趣味になる」これは正にどんな人も言えることと思います。仕事は営業する、制作する、だけでなくて、もっと広く「お役に立ちたいんだ」でいいと思います、面白い年賀状で評価をいただく、サイトに関して、期待を込めて意見をもらう、日々改善を行う、いい評価を得て美味しい酒を飲む、全て仕事の一環です。
また仕事の幅は「少し自分よりも背伸びしないとできないな」という仕事にチャレンジしたほうが広がる、というのもあって、できないことを克服して達成できるのもまた楽しいことです、もちろん元から好きでそのまま仕事してというのは楽しいもので、トヨタの社員でクルマが嫌いな人はいないでしょう。それが強さの1つでもありますので、まずは自分の仕事、ネットの可能性はしっかり認識し好きになることは大事かと思います。最高の仕事を見つけたいと思うなら、大好きな何かを選び、そして全力を注ぐことで確実に素晴らしい仕事に出会え仕事が趣味になります。うちはネットの会社です、ネット+αは大歓迎。根本はネットです。