「時間当り」=1時間当たりの付加価値 が バイト最低時給以下
「時間当り採算」とは、社員の1時間の労働の中でどれだけの価値を生み出すことができたかの計算です。
そして、時間当り採算をあげるには、3つの方法があります。
1、売上(総生産)を上げる
2、経費を下げる
3、総時間を減らす
つまり大阪だと最低時給が910円なので、それ以上にするには、1つのお仕事に対して単価を上げるのか、経費を減らすのか、完成時間を早くするのか、どれかを行えばいいという話です。
この中で、時間を減らすことは創意工夫でかなり可能です、自分でやる方法以外に、設計を確実にがっちり決めてしまう、自分以外のだれかに相談する、お客様にも協力してもらい写真をもらう、などなどこの辺は改善の宝庫です。
あと単価はなかなか改善しずらく、経費を下げることもなかなか難しいのが普通なので、結局は総時間の改善が最も重視すべき点になります。
という原理原則があるのにもかかわらず、「時間当り」=1時間当たりの付加価値 が バイト最低時給以下になってしまう、ということがありました。
写真はシフト決めて日報も書いての反省改善をいかしたものですが、それにもかかわらず、です。
総時間を減らしたり経費を下げたりなど工夫はできたものの、売上自体を変動費計算にしたのが原因。苦い経験で辛酸なめるのは結構いやです、だからこそ頭良くなって二度としないぞ、と経営者もスタッフも賢くなるわけです。
売上変動費の業績連動はいいのですが、結構長続きしずらい。