あきんど塾同友会の新年会。
あきんど塾同友会の入会条件として、若手経営者・後継者の育成プログラムである「なにわあきんど塾」を卒塾していることがまず条件です。
そしてこの「なにわあきんど塾」は合計40回以上の講義、及び財務諸表3年分をもって面談、そして最後に中期経営計画書作成し発表することまでを必要としてようやく卒塾になります。
もちろん、入塾後に会社経営が諸事情あって多忙になり参加できず退塾する方もいますし、病気になる方もいます。そして費用も合計320,000円(消費税、資料代、合宿3回分の費用含む)もかかりますが、半分は補助サポートが受けられての費用なので、内容の充実度も他には比較できません。
経済活性化のためには、もっと経営者が活躍しないといけない、さらに、次代を担う会社経営者がどんどん出てくるような世の中にならねばならなくて、あきんど塾はこの会社経営者を対象に経営の基礎的知識を身につけると共に、会社経営者に求められる経営の先見性、戦略性、実行力について学べるように運営されています。
経営者が頑張ることで景気がよくなり世の中がよくなる、そのような目的をもった会が「なにわあきんど塾」です。確かに半分補助がでる経営者の会は他には聞きません。面談もありますし、毎年30名程度しか入塾できず人数制限や会社制限もある、「雇用を維持・拡大し、組織的活動をめざす目標があること」なので個人事業主ではいけないなど組織制限もあるわけです。
というような説明を会長から聞くとなかなかに「ちょっと町のため、大阪のため、頑張ろうか!」という気持ちにもなります。
サッカー選手はサッカーで人々を幸せにする、経済人はいい仕事をして経済活性化に貢献する、立場は違ってもどっちも一緒。
ちなみに、リッツカールトンの四方さんがお話いただいたのですが、
・リッツカールトンは東京ではなく大阪が日本のスタート
・入り口狭いのは大人数想定してないから、家族が好んで泊れるホテルを目指す
・ホテルが暗いのはそのような空間を想定。決して小じわが見えずらいようにしたいからでないww
・クレドについても少し説明。
クレアネットでもフィロソフィ言ってますが、
「フイロソフィってなんじゃらほい」
ベースは京セラさんだったりリッツカールトンさんなんかも混じってます、全ての人を幸せにできないのですが、関わる方にハッピーを提供していく、そしてそのハッピーが広がるように。
納得だったのは、お客さんを家族のような友達のような感覚を持って、というサービス意識なのですが、雑談や会話の中でお客さんの情報をキャッチして会話に活かしている話です。
例えば飲んでからホテル来た際には「今回はご出張ですか?」などの会話、そこから「ミネラルウォーターはこちらです」、「アイロンはこちらです」、「自動販売機はこちら」と少し会話を行うとまた話が広がりますし、1階から23階までの2人だけの気まずい空間が明るい空間に変わります、そして2回目ホテルに来たの際には「最近ご好評でミネラルウォーターの種類増やしたんです」などと前と変化した会話を入れる、など友達どおしの会話でも気配りのできる会話を進める、などなどです。
会話はしたくないときもありますし、片言でも自分をより知ってくれているのはより嬉しいものです。
おもてなし、やサービス、とはいったい何なのか、と考えると、より喜んでもらえるようなホテルサービスこそが価値、その辺がすごくリッツカールトンの中でしっかりしてるんだ、としみじみ感じた次第です。
ちなみに、なにわあきんど塾同友会はこちら。