■ 「小池劇場」が日本を滅ぼす | 有本 香
最近衆議院選挙がありまして、投票率のことや若者の支持率や立憲民主党のツイッターの写真がうまいとかいろいろあったのですが、政治の世界は実に深く難しいのだけはわかります。
政治家も仕事と考えてやるのか、ご奉公と思いながら行うのかでは意思決定が異なるとは思いますが、仕事している中でドラクエのようにやればやるほど熟練して経験が積まれてスライムごとき軽く倒せるというビジネスを行った方が、時間をかければ優位性が生まれたり提供できる価値も増えることになるので非常に有利な気がします。
そうなってくると、時間ごとにデータが蓄積してデータベースが充実してその分析や解析、改善方法を自然に導きさせるというようなそんな仕事というのが時間経過=成果につながるのでいいな、と純粋に思うわけです。ずっと昔セブンイレブンでバイトしてましたが、セブンイレブンの品出しやレジ打ちは人の影響はほぼありませんので、多少の店員の茶髪とか愛想がないとかそんなに影響ありませんし、逆にどれだけ笑顔でもフレンドリーでも売上は隣に別のコンビニができた瞬間やはり売上は落ちるんです。
経験値が稼働時間と比例するようないま現時点でのクレアネットの仕事は、顧客のデータ、過去の行った施策、他業種からの成功した事例を参照に行う改善方法、などの知識ノウハウ経験など、蓄積すればするほどレベルがあがります。提供できる価値が増えます、そうなると、毎日定時にしっかり帰る仕事スタイルを数年続ければ、独り立ちするとか自分でもやれるレベルの技術や経験値を獲得するには、かなり時間かかります。1日16時間勉強してその時間をそのまま仕事にスライドしたりして仕事すると、そりゃ経験値も技術もレベルが格段マッハであがります。さっさと経験積みたいんでばしばし仕事しまくるスタンスが今の自分の糧になってたりするので難しいものです。
そういうクレアネットでの仕事と、政治家の仕事はまた全く異なるわけで、表題の本小池さんですが本当に難しいものと痛感します。
アベマTVに安倍首相が出演された時に有本さん出てましたし、この番組は見ましたが実に鋭い部分まで話しされていてこの方のイメージや口調を踏まえて読んだら実に理解が深まりました。
人を知ってから本を読む、理解力が深まります。