青の下地に赤を塗って、補色の背景の緑色から浮き上がらせつつ色数は抑える画面設計は、まさにグラフィックデザイナーだし、描いてないところの手数の抜き方が工期を守るプロの技・・・
緑や青の絵の画がふんだんに使え、色相環によるコントロールをしてるのも近代以降の科学的背景感じる pic.twitter.com/gu3bJmEvEQ— 岡村プロテックス株式会社 (@okamuraprotech) December 23, 2022
ミュシャの仕事の葛藤。
ミュシャ展は描いてないところの描いてなさと、色数の抑え方が「この人、納期を守る印刷用下絵を描く人だ」感があるので、画面の四隅の描いてないところの上手い抜き方を是非会場で見ような pic.twitter.com/YmrXQqFbqp
— 岡村プロテックス株式会社 (@okamuraprotech) December 23, 2022
ミュシャの仕事の葛藤。
そして、〆切は守りたい・・・ミュシャも印刷工だったし、迷惑かけられる後ろの工程の大変さも知っていたはず😭
印刷工からイラストレーターになった人には他にもライエンデッカーがいる。彼も印刷線数の少なさや版ズレ、多色刷の色数の少なさを見込んでザックリしたタッチと抑えた色数で描いている— ワカ (@wakasatominori) 2017年6月4日
ミュシャの仕事の葛藤。
アルフォンスミュシャですが、なぜか南森町のモスバーガーに飾ってあるのと、堺の堺市駅裏あたりにアルフォンス・ミュシャ館があります。
そのミュシャの仕事ぶりを表現した内容ですごく面白い、わかりますいつの時代も納期は絶対大事、なのにクオリティをいかにして保つのか、の悩みが永遠の仕事なんです。何でもそうですけど。
まあ、時間さえあれば確実にいい仕事できるなど考えていくと余裕がある分不要な部分ばかり考えますし、不要な部分が結局足かせになって全体みて素晴らしいものが完成しないなどは本当によくある話です。
あと、納期の制約があるからこそ「あるべき手持ちの駒で最大限を発揮する」発想にもなります、駒がいつでも飛車角たくさんあればそれに越したことはないんですが、そんなことはありえないのもあるので。
というわけで、このミュシャの仕事の葛藤、わかります。だからこそ、この状況で素晴らしいものを作れるんだなあ、と感動するわけです。