サッカー選手の社会活動は、欧州では一般的なものになっています。
そして、この前のユーロ2012で活躍したバロテッリも、その社会活動として刑務所慰問をしたとのこと。
記事内容は
「近年、イタリアでは有色人種の移民の犯罪率が上昇しており、同刑務所も受刑者の70%が移民となっている。そんな犯罪率の高さからか、イタリア国内では黒人移民が社会的な差別を受けることも多い。バロテッリ自身もインテル時代にはスタジアムで差別的な野次を頻繁に受けていたように、「移民、犯罪、差別」というのは、現在のイタリアが直面する社会問題でもある。」
差別ではないですが、田舎の和歌山から来たときに思わず自分のことを
「ワイは」
といってしまい、大阪の友達に 「プロゴルファー猿?? ワイ ??」 と言われたのを覚えています。
異文化は常に違和感を受けるのは致し方ないのですが、そこから社会的弱者や犯罪にまで発展すると問題です。
そこでバロテッリ選手も刑務所慰問で、みんなを励ますのですが、こういった行為は素晴らしいことだと思います。
立派な人、才覚を持った人、サッカーでプロになった選手はみんな努力もすればセンスもあった人ですが、その才能を少しでも自分以外の人のために活かすということは、才能を持った人の特権だと思います。
日本でもJリーグ選手や、元代表の選手などが小学校でサッカーを教えたりするなど活動してますが、これも素晴らしいこと。
才能を持った人は才能を活かすべきで、さらに自分だけではなく誰かのためにも活かすべき、と思います。
バロテッリ選手は、受刑者に向けて「絶対に諦めないでほしい。人生には2度目のチャンスが必ずある」と励ますように語ったそうですが、まさにそう。
私からすれば、「司法試験や法科大学院に落ちても絶対に諦めないでほしい。人生には2度目のチャンスがある。」 まだ語る機会はないですが。