株式会社クレアネットの代表取締役ブログ

クレアネットの代表のブログです。みなさんに何か新しい「気付き」を伝えていければと思います。

趣味フットサル・マラソン
こだわり細部にこそ神は宿る
休日の過ごし方スポーツ観戦・読書
座右の銘臥薪嘗胆
心に残る本ドラッカーの「経営者の条件」
尊敬する経営者孫正義
現在の仕事の魅力クライアントへの貢献という思考から始まる企画から営業行動とフォローを一連の流れで全て自社で行っています。クライアントの成果が明確にわかるため、顧客満足というビジネスの醍醐味が全て味わえる魅力があります。

経歴プロフィール

1978年和歌山県田辺市生まれ。
2000年関西大学法学部卒業。
2004年ITベンチャー企業に入社。
2008年株式会社クレアネット設立。

■「弁護士になりたい」と思った学生時代

私は田舎の和歌山で育ったので田舎では「大学で何をするのか?」ということはあまり考えることもなく「なんとなくみんなが大学に行くので」といった理由で進学を目標に勉強してました。
田舎なので当時は先生になりたい、という希望があったのですが、高校時代の友達が「弁護士はかっこいい」といい始め、先生という教職に就く以外にはぼんやりと「弁護士もいいのかな」と考えるようになりました。

その結果大学は教職に関しての最高峰、横浜国立大学合格、そして滑り止めで弁護士もいいのかなという簡単な理由で法学部、そして関大法学部も合格し、迷った挙句結局「弁護士を目指そう」と、人生の岐路の選択をしました。今思えば人生で最初の大きな選択肢でした。このときの決断である、「悩んだときには困難な道を選ぶべき」という判断基準は、その後の人生の判断基準になりました。

ただ大学4年間、及び大学卒業後4年間と司法試験合格の壁は高く難しいものでした。苦節8年、青春の多感な時期をこのような勉強漬けで過ごしてしまったのです。1日16時時間勉強なども普通にやってました。就職活動を一切行わず合格するまでやりきる、そのためにこの法学部に来たんだ、と予備校代を警備員バイトなどで稼ぎ親にも迷惑をかけることを伝えたのが20歳になった冬、ちょうど2回生のときでした。

そこから6回の挑戦、司法試験の壁は厳しく、最後の試験と決意した26歳の司法試験、結局不合格。

失望しかなかったのですが、これを最後と決めていた最後の受験年に、宅建、行政書士、FP(ファイナンシャルプランナー)、初級シスアド、ビジネス法務など1ヶ月に1回手に職つけておけるように受験し合格を得ていました。今覚えば不合格時のセーフティネットを張り、1ヶ月に1度別分野の試験を合格することで「自分には経験ないものの、未知の分野への適応能力や自分を律する力はあります」と、経験値や知識で勝てない部分を別の魅力で埋めようと必死でした。これは、合格できなかったことに関しては、両親に迷惑をかけましたし、何より自分の人生が今後どのようにして生きていくことができるのか、という点で不安だけしか残りませんでした。

■「営業ができれば生きていける」

その後、人生で初めての就職活動をスタートしました。方法は始めてのリクナビエントリー。その他エンジャパンを見てエントリーシートを書くことくらい。友人は普通の就職をしている分、人より数周回遅れのスタートでしたし、どのような職種を受けるのかは悩みましたが、法律関連は全く考えませんでした。きっぱり足を洗ったけじめと、弁護士ではない以上将来性に不安を感じたからです。

万が一、別の分野で3年やって生きていけないなら法律事務所ででもコピー取りのバイトからやろう、腹はくくっていました。

それならば伸びている市場、そしてベンチャー企業、と決めて希望職種は「営業職」でした。それは26才で上場をしていたネット広告のサイバーの藤田さんの著書「ジャパニーズドリーム」の中に「営業ができれば生きていけるさ」という一文に強いインパクトを感じたからです。そして入社したのが「SEO対策」を売りにするベンチャー企業です。現在クレアネットが強みとして行っているSEO対策です。営業として入社して新規営業をひたすら行い、営業のイロハ、社会人としてのイロハを叩き込まれました。

1日300件の電話営業、立ったままでの電話営業、書くと大変な気もしますが、26歳ニート時代に比べれば全然ましでした。営業は行動量だけで結果が見えてきますので、成長する自分と経験を積める場にどんどんと、のめりこんでいきました。行動→結果に直結すると何でも頑張りやすいんですね。その後、営業で培った営業力に加えて、webの制作ディレクターとして制作のイロハを自分に叩き込むうちに営業力+制作力+SEOノウハウの知識の蓄積ができました。

ここでの経験が今の会社立ち上げの根本土台になっています。1人で営業をしてホームページの制作を行い、その後のフォローを行い、そしてSEO対策を行うことでクライアントが喜ぶ、その結果次の仕事、また紹介に繋がるという好循環がぐるぐる回るようになってきました。今のクレアネットはこの経験が全て母体になっています。

■学生の皆さんへ~夢は人生の情熱です

学生のうちのこそ大きな夢を持ってください。私の場合は学生時には「弁護士になりたい」でした。夢には限りありません、夢は人生の情熱です、生きる活力になります。
そして、大きな夢を鮮明に描くことで、夢を持つことで夢に敗れたときに大きな挫折を感じることができます。全ての夢がかなうわけでもありません。
残念ながら夢がかなわない現実を知ることもあります。ただし、人生には挫折も必要です、そして挫折を乗り越えたときには大きな成長ができるでしょう。人生は楽あれば苦ありなんです。

今も仕事で大変なこともありますが、1日16時間勉強しても司法試験を合格できなかった挫折に比べれば「あのときよりもずっとましかな」と感じることができます。そして夢があるので16時間勉強もできたわけです。まずは大きな夢を持ってください、そして夢に向かってスタートしてください。スタートして走ることで見えてくることも出てきます、まずは走り始めてください。夢破れ人生の挫折を感じたことで、自分自身を見つめることができ真っ白なスタートを切ってスポンジが水を吸収できるように、すべてを吸収することができました。

私は26歳までニート生活。バイトをして勉強をして、警備の泊り込みのバイト中に勉強を行い、という日陰の生活を行ってました。その後、社会復帰して社会人経験3年で会社を経営しています。26歳で社会復帰ですが、あの有名なカーネルサンダースさんも65歳でケンタッキーを作ったそうです、何事も人生に遅いということはありません。今からでも大きな夢を持って人生を描いてください。

■これまでに大きな挫折を感じたことのある方

これまでに大きな挫折を感じたことのある方。夢大きく描き、その努力を惜しまず努めたときにだけ、夢破れたことで大きなショックを感じることができます。夢ないことには人生の挫折もありません。
大きな挫折を感じることでそのときにこそ、人間として大きな成長ができることでしょう。努力も大事ですが、努力は必ず報われるものでもありません。ただ努力しないことにはスタートできません、そして努力しないことにはうまくいかなかった悔しさや失望を味わえません。私のように夢を持って進みそしてうまくいかなかった方、人生に無駄はありません。私にとっては司法試験での勉強経験が何事も学ぶ姿勢と、日々努力の大切さを教えてくれました。
そしてその挫折が将来性豊かなネットの業界という自分が何とか生きていける道を探すきっかけになりました。またあの苦しい先の見えない時期が合ったからこそ、今の会社経営の苦しさも耐えることができています。

これまでに大きな挫折を感じたことのある方、弊社の求人サイトから是非ともエントリーください。この文章を読んで会社に来ていただいた方、直接私がお会いしますので将来のビジョンや夢、時間とりますので何でも話しましょう。

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